杏

GoogleAnalyst4の参照元(direct)(none)が、急激に増えだすことがあります。
なにかブログに問題あるの?対処はどうするの?このような問題に対して、増える原因と対処について解説していきます。


まなみ

「(direct)」「(none)」が急激に増えたりするの?ちょっと不気味だね(;^_^A

アナリティクスは、ブログ運営には必要な分析ツールですよね。

ユーザー、PV、流入元などを分析することができ、ブログのアクセスを確認することができます。

無料で利用できるツールなので、多くの人がGoogleアナリティクスを使って運営しているかと思います。

その中の「ユーザーメディア参照元」にある、direct・noneの急増する現象はどうして起こるのか?

私自身も、自然流入を超えるほどの、direct・noneが急激に増えた経験があるので、原因と対処方法をまとめてみました。

アナリティクスdirect・none急増の理由と対処方法

アナリティクスの、参照元direct・noneが、本来発生する理由があります。

  • URLを直接入力した
  • ブックマークをしている

この、2つが理由とされています。

しかし、direct・noneの急激な増加の場合、この2つの理由が本当に正しいのか?

私の場合は、日に日に増えていったので、正直この現象が不気味でした。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

  • direct・noneとは?
  • 誤った発生
  • direct・noneの対処方法

direct・noneとは?

direct・noneとは、参照元情報を持たないトラフィックを意味します。

参照元に表示される流入元は、下記の表示のようにいくつかの流入元を確認することができます。

新しいユーザーから、「最初のユーザー参照元」を選択すると、詳しく表示されます。

  • Google
  • yahoo
  • direct
  • bing
  • to.co

OrganicSearchは、自然流入の「Google」「yahoo」「bing」は検索流入となります。

どこから経由し、ブログに到達したのかが分かりますよね。

「to.co」は、ツイッターからの流入表示となります。

「direct」だけが、不明ということです。

杏

不明でもいいけど、Google流入よりも増加してくると、さすがにちょっと心配になりました。

誤った発生

direct・noneは、正常な理由とは別に、誤って発生する場合があります。

  • メール記載から直接のアクセス
  • SSL化されていないブログ
  • スマホアプリからのアクセス
  • QRコードからのアクセス
  • ブラウザ設定などのユーザー環境
  • リダイレクトによるアクセス
  • セッションが途中で切れる

このような状況でのアクセスが、アナリティクスの誤りの発生となります。

そのため、direct・noneが増えてしまう原因とされています。

まなみ

原因は分かったとしても、
増加していく理由が、分からないよね。
アナリティクスが、一時的に分類不能になったとしか思えないよね。

杏

そうよね、自然流入が消えるほどの勢いだったから、
アナリティクスが、異常を起こしたのかと思ってたんですよね。

direct・noneの対処方法

原因が分かれば、direct・noneを対処していく必要があります。

対処方法としては、

  • キャンペーンURLを発行する
  • サイトをSSL化にする

対処することにより、

  • メール・アプリ・QRコード・リダイレクトの防止

自分の集客方法が原因で起こるdirect・noneは、「キャンペーンURL」を作成して解決できます。

リンクのURLに「パロメーター」を付けることで、参照元を識別させ、アナリティクスが計測できるようになります。

まなみ

キャンペーンURLをすることで、
direct・noneの発生を防げるってことね。

ブログ全体をSSL化することで、参照元が正しく計測できるようになるので、必ずSSL化にしておくことです。

SSL化されていないブログは、ブラウザから警告表示が出るようになっているので、ユーザーの安心感からも必要なので対策はしておきましょう。

まとめ

今回は、アナリティクス4での参照元direct・noneが急増する原因と対処方法を解説しました。

direct・noneは、解析の精度を下げてしまうので対処しておくことが望ましいですね。

私のケースは、参照元がdirect・noneが増加するだけではなく、organic、referralが消えてしまう現象が起こりました。

「こんなことが、起こるの?」と、思ったくらいです。

この現象は、約1週間ほど続きましたが、その後は自然に回復してきました。

結論から言うと、できることは対処して、それでも症状が収まらない場合は様子を見ることです。

また、ユーザーが参照元を見えないようにように設定している場合は、どうすることもできません。

プライバシーの問題になるため、対策はできないこともあります。

アナリティクスは、ブログには欠かせない解析ツールなので、できることは対処しながらアクセス解析の精度を上げてみましょう。