今回は、個人で稼ぐ時代の終わり?これからキャリア構築と生き抜くためのヒントについて解説しています。
経済と労働市場の変化により、「個人で稼ぐ時代は終わり」と言ったコンテンツを見たことがあるのではないでしょうか?
結論から言えば、「終わり」ではありません。
むしろ個人で稼ぐ必要性があるほうが大きいとも言えます。
この記事で分かることは、
・労働市場の大きな変化が分かる
・企業に依存する働き方は危険
・多様化による個人の働き方の変化
・生き抜くための仕事の種類
この記事を読むことで、労働市場や私達個人のライフスタイルの変化、そして雇用依存の危機感、これからの個人の働き方について理解できるようになります。
個人で稼ぐのは終わり?言われている背景
個人で稼ぐのは終わり?と言われている背景について解説していきます。
「個人で稼ぐ時代は終わった」と主張する根拠としては、
- AIやロボットによる自動化
- 経済の変化や規制
上記の2つになります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
AIやロボットによる自動化
AIやロボットの開発により自動化され、個人事業の仕事が減少しています。
個人で稼いでいる職種としては、
- データー分析
- webライティング
- webデザイナー
- 文字起こし
上記のようなクリエイティブな作業など、人間の役割だった仕事が置き換えつつあるのです。
経済の変化や規制
経済の不安定さや市場の変動により、フリーランスや個人事業主の収入が安定しづらくなっています。
例えば、
- 取引先による依頼案件の価格交渉がうまくいかない
- 断られることが不安で、値上げ交渉ができない
- お客様が減ることを恐れ値上げができない
- 仕入れや資源の高騰が続くことで利益がでない
それ以外には、2023年10月から始まった「インボイス制度」です。
1.000万円以下の事業主は、今まで消費税の納税が免除されていました。
取引先によっては、1.000万円以下の個人事業主でもやむを得ず「適格請求書発行事業者」にならなくてはいけない状況になったのです。
参照:【図解】インボイス制度とは?個人事業主への影響をわかりやすく解説
売上げ1.000万円以下のフリーランスや個人事業主は、
今まで消費税を免除されていたので売上すべてを経費や利益として充てることができていたのですが、
消費税を払わなかればならない制度になってしまったんですよね
個人で稼ぐ時代が終わるよりも「終身雇用」が崩壊
個人で稼ぐ時代が終わることに着目すると同時に、日本における終身雇用制度の崩壊が進んでいます。
大企業のトヨタでさえ、
「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
このように豊田章男氏は述べています。
雇い側や働き手の依存的な制度に限界がきているといってもいいのかもしれません
このことから企業と労働者が新しい労働環境に適応するために、
柔軟な働き方やキャリアプランが求められているのです
経済の変化
企業は経済変化により、国際競争になっていることをご存じでしょうか?
そのため企業は、コスト削減や効率化が求められています。
- 海外への生産拠点の移転
- 業務の一部を社外に委託
これにより、終身雇用を維持する余裕がなくなってきているのです。
経済の変化により企業の経営の変化もあり、国内の雇用が不安定になっています。
労働市場の変化
AIやロボット技術の進展により、労働市場の変化があります。
AIやロボットの導入が進むことで、人間の労働が不要になる分野が増えてきているのです。
これにより、企業は終身雇用を採用するよりも、柔軟な労働力を求めるようになってきています。
- 契約社員
- パートタイム
- スキルや率先力重視
上記のような働き方が多くなってきたのも、頷けるのではないでしょうか。
企業戦略の変化
企業戦略の変化から、リストラや縮小化が頻繁に行われています。
まさに、終身雇用の概念が崩れてきているのではないでしょうか。
それ以外にも、
- 株主価値の最大化を重視する経営方針
- 短期的な利益確保
上記が優先されるようになっているのも理由になっています。
【2024】大手リストラ一覧
- シャープ: 堺工場(堺市)500人程度の早期退職者募集
- ソニーグループ: 仙台テクノロジーセンター 250人程度の早期退職者募集
- gumi : 80人程度の早期退職者募集
- オムロン: 国内で1.000人、海外で1.000人の希望退職募集
- 資生堂: 1.500人程度の早期退職者募集
- イトーヨーカ堂: 45歳以上を対象に700人程度の早期退職者募集
- ワコール: 45歳以上を対象に215人の早期退職者募集
- 第一生命HD: 50歳以上を対象に1.000人の希望退職者募集
参照:日本経済新聞
今後も希望退職者の募集は増える可能性はあるのではないでしょうか。
個人による柔軟な働き方が急増している理由
個人による柔軟な働き方が急増している理由について紹介していきます。
柔軟な働き方
インターネットやソーシャルメディア(SNS)の普及に伴い、個人が柔軟な働き方ができる幅が広がっています。
場所を問わず仕事ができることで、インターネットで副業を始める方の需要が増えてきているのです。
例えば、
- 趣味を活かしてネットで販売
- 経験を活かしてブログでアフィリエイト
- 得意なことをSNSやユーチューブを活用しアフィリエイト
- オリジナルコンテンツをネットで販売
上記は、個人が趣味や経験を活かしながら柔軟に働きながら稼ぐことができます。
ネットを活用することで初期費用を抑えてビジネスを行うことができるので
副業として始める人も多くいます
自己実現を重視
近年では、仕事だけの生活ではなく家族や趣味の時間を大切にしたい考えの方が多くなっています。
- 仕事だけの人生で終わらせたくない
- 好きなことを優先したい
- 好きなことを仕事にしたい
仕事に対しても価値観が、昔とは変わりつつあるのではないでしょうか。
その背景としては、やはり「企業の働き方の変化」や「将来への不安」などの要因も大きいと考えています。
柔軟な働き方は、仕事とプライベートのバランスが取りやすく、生活スタイルに応じて調整できるのもメリットの1つになります。
個人で稼ぐための未来の働き方、生き抜くための具体的なヒント
現代の変化する労働市場において、生き抜くための具体的なヒントについて解説していきます。
企業だけに依存せず個人で稼げる枠を作っておくことが、今後は重要になってくるのではないでしょうか。
- 副業を持つ
- 投資をする
- 資格を取得する
副業を持つ
本業を持続しながら副業を行うことで、収入源を増やすことができます。
副業は、別の職種でのパートタイムを増やすことだけではなく、自分のスキルや趣味などを活用して収入源を増やすことができます。
例えば、
- webデザイン
- webライティング
- ライター
- オンライン講師
- ハンドメイドのネット販売
- ブログ
- YouTube
上記は、ネットでできる仕事なので本業をしながらでも肉体的に負担がかからないのがメリットです。
50代でも無理なく続けられるダブルワークのコツとおすすめの仕事は下記記事で紹介しています。
50代でも無理なく続けられるダブルワークのコツとおすすめの仕事を紹介しています。この記事で分かることは、・無理なく続けられるためのダブルワークのコツ・50代におすすめなダブルワーク・ダブルワークの成功事例やインタビュー紹介
投資をする
今あるお金を増やすために投資を行っていきます。
ただし、投資は貯金ではないのでリスク管理も重要になってきます。
投資は多種多様な種類があり、初心者や手持ち金が少ない人でも始めることができます。
まずは少額から始められる長期積立投資がリスクをおさえることができるのではないでしょうか。
参照:【プロが回答】投資初心者は何から始めるのがベスト?少額からできる投資と失敗しないコツ
資格を取得する
自分のキャリアに関連する資格を取得することで、職場での価値を高めることができます。
また、他に興味があれば新しい資格を取得することで、転職時にも強味となるのではないでしょうか。
どちらにせよ、自分のスキルを磨くことは、これからの働き方には必須となってきます。
個人で稼ぐための具体的なwebビジネスの種類
個人で稼ぐための具体的なwebビジネスの種類について解説していきます。
webビジネスは、大きく分けると3つの種類に分類されます。
- 仕組み構築型
- スキル型
- 物販型
副業としてやっていくには、「仕組み構築型」または「スキル型」を、選んで欲しいかなと思っています。
もし時間があるならば物販ビジネスでもいいかもしれませんが、できるならば「仕組み構築型」か「スキル型」が理想です。
仕組み構築型
仕組み構築型は、ブログでのアフィリエイトになります。
他のビジネスにも応用が利きますし、なによりレバレッジが利く型だからです。
レバレッジとは、
小さな力で大きな結果を出すテコの原理
小さな労力で大きなお金をうみ出して自動化することが可能になってくるといった、意味合いもあります。
ただ、ここまでいく過程を「楽ですよ」と、言うのは別問題です。
また、ブログでのアフィリエイトなどの仕組み構築型の副業は、収益化までに時間がかかります。
なぜなら、難易度が1番高いからです。
ですが、稼げる金額も他より桁違いに大きいんですよね。
サイトやブログが育った後は、労働の割合を大きく減らすことができます。
事実、ブログでアフィリエイトを構築することで自動収益を発生させることができるのです。
これが、「仕組み構築型」のビジネスになります。
スキル型
スキル型の副業は、成果報酬型になります。
例えば、
- webデザイン
- webライティング
- プログラミング
など、仕事を納めることで収益が発生します。
そのため商品を納入したら、すぐにお金になるので仕組み構築型と比較すると、難易度は低めです。
しかし、ただデザインや文章や書けばいいのではなく、webに最適化されたデザイン、文章を学習しなければなりません。
とは言え、やりながら覚えるといったこともできるのも、このスキル型の副業です。
物販型
物販型の副業も、基本的にはスキル型と同じです。
売れればすぐに収益になるので、報酬までの道のりは短くなります。
物販型でつちかったスキルは、「物販ビジネス」といった枠組みの中でしか扱えないことが多いんですよね。
すなわち、汎用性がないのがネック(デメリット)になってしまうのです。
例えば、
- ネットショップ
- メルカリ
- せどり
など、商品を購入されたら収益が発生します。
安く仕入れて高く売るといった商売の基本が身に着くのはいいのですが、副業になると「仕入れ」と「学習」の2つをこなす時間ができるかが、鍵になってくるかもしれません。
まとめ
今回は、個人で稼ぐ時代の終わり?これからのキャリア構築と生き抜くためのヒントについて解説しました。
まとめると、
- 個人で稼ぐのは終わり?と言えらる背景には、AIやロボットによる置き換えや経済的問題と規制により個人事業主やフリーランスが稼ぎにくくなっている
- 経済的問題から企業による終身雇用が崩壊しているため、働き方の柔軟性を推奨してる(早期退職募集)
- 個人による柔軟な働き方が急増している理由は、インターネットやSNSの普及で個人でも稼ぎやすく、また、仕事とプライベートのバランスを重視する傾向が強くなった
- 未来の働き方と生き抜くためには、本業に依存せず副業を持ち収入源を増やすこと、投資をしながらお金を増やすこと、転職に有利になるためにも資格の獲得やスキル向上が必要
いかがだったでしょうか?
グローバル化による経済変化により、企業の終身雇用といった形が崩れ働き手としては不安定な立場になりました。
これに伴い個人も、時代の変化をキャッチし働き方や考え方も変えていく必要があるのではないでしょうか?
これ幸いに、個人がネットを活用しながらビジネス展開をしていく傾向が年々高くなっています。
芸能人さえも、テレビだけに依存せずに個人でネットを活用していますよね。
ネットビジネスは、低コストで始められることから個人が参入しやすいのもあるのかもしれません。
これからの働き方や生き抜くための参考にしていただけたらと思います。
これからブログアフィリエイトを始める方、すでに始めているけど方向性に迷っている方は、ネットビジネス書籍で知識を学びながら実践していただくことで、収益化への近道となります。
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