
個人で稼ぐ時代は終わるのではないか?そう思っている人は、もう少し社会の変化を知ることが大事です。これから先、個人で稼ぐことが良いか、それとも雇用に依存していくのが良いのか、について解説していきます。
私自身、現在は副業をしながら個人で稼いで収入を得ています。
個人で稼ぐことは、これからは重要だと思っています。
ここ数年は、副業やフリーランスといった働き方も変わってきました。
これも時代の変化で、個人でも稼ぐことができるようになったのが大きな理由です。
しかし一方では、個人で稼ぐ時代は終わる!
と、いった声も聞きます。
もし個人で稼ぐ時代が終わるのであれば、雇用に依存していくのが正当なのでしょうか?
そんな疑問や悩みを詳しくお伝えしていきます。
個人で稼ぐ時代は終わる?結論とその理由
「個人で稼ぐ時代は終わる」ことに対して、結論から言えば終わることはありません。
日本国内には、個人で稼いでいる人がたくさんいます。
- 個人事業主
- フリーター
- ライター
- カメラマン
- webデザイナー
- アフィリエイター
- 動画編集や配信
このような職種があります。
もし個人で稼ぐ時代が終わるとしたら、この職種が無くなってしまうことになるのです。
個人で稼ぐ強さは、なんといっても「経験と知識」です。
他の人には無いスキルを持ってるからこそ「価値」が「対価」として「お金」になります。
個人で稼ぐことは、昔から「商売」として現在でも行われていますよね。
ただ、時代の変化と共に「価値」を提供する「手段」は変わってきています。
すなわち、手段(やり方)に対応できない人は「個人で稼ぐ時代は終わる」と思ってしまうのかもしれません。
そのため個人で稼ぐには、時代の変化に応じた方法を取り入れていくことが重要になります。
スキルの習得
自分が得意とするスキルを習得し、実践や経験を通じて市場にて需要のある最新トレンドに対応できる能力を身につける必要があります。
この対応できる能力があれば、個人で稼ぐことは十分可能になるということです。
需要と供給の把握
自分のスキルが、市場の需要とマッチしているか調査することが重要です。
今の時代に合っていなければ、どんなに良い商品やサービスを提供しても需要価値は薄くなります。
- ニーズの高いターゲット層を見つける
- 需要と供給のバランス調査
この2つは、ビジネスの成功率に左右されといっても過言ではありません。
ブランディングの強化
自分自身のブランド化を目指すことが、今の時代には必要です。
他の人と差別化をすることができれば、顧客を引き寄せることができます。
例えば、
- 同じような情報
- 同じような手法
- 同じような雰囲気
人と同じことをすることで、自分自身がどんなにアピールしたところが埋もれてしまう可能性があるのです。
プラットフォームの活用
今の時代では、当たり前に使っているSNS等のプラットホームの活用です。
しかし、使い方を間違えると効果が発揮できないことが多いのです。
例としては、
- SNSだけで稼ごうとしている
- 情報、やり方が人と同じ
- フォロワーやイイネを重視しがち
- 自分のサイト(ブログ)を持っていない
プラットホームでの宣伝(集客)はできますが、収益化の仕組みを作らなければ成果につながりにくいのです。
個人で稼ぐことが、どうして重要なのか?
日本の雇用制度は、この数十年で大きく変化をしてきました。
長く安定した雇用制度、すなわち「終身雇用」ですね。
現在では、終わりの気配を感じるくらい終身雇用モデルが崩壊してきています。
これも時代の変化と言えます。
働く形が変化すれば、私達自身もそれに対応していく必要があります。
文句や不安を並べたところで、安定した雇用制度は復活することはありせん。
雇用制度が変化した理由について、まとめてみました。
グローバル化と競争力
グローバル化により、企業は競争率を維持するために柔軟性と効率性を求められるようになったのも1つの要因とされいます。
そのため、多様な経験やスキルを持った人材を活用する傾向があるのです。
スキル重視の転職サイトも多くなったのも、グローバル化に対応するためです。
大手転職サイトで求められる人材といえば、
- 自分のスキルを活かしたい人
- 良い企業からアプローチがあれば転職したい人
- いろいろな仕事を知って視野を広げたい人
スキルや経験を重視していることが多いのです。
労働市場の多様化
労働市場は、以前よりも多様化になっています。
- 非正規雇用の増加
- フリーランス
- 起業家
若い世代や特定の業種では、終身雇用よりも自己雇用を選択する働き方が増えてきているのです。
50代非正規雇用の率について、こちらの記事でお伝えしています。
自動化の進展
業種によっては、自動化による業務が一般的になってきました。
そのため労働のニーズも変化してきています。
自動化により、スキルや知識を持つ人材が求められる一方で、今まで必要とされていた仕事が減少してきているのです。
仕事が減少することで、企業は人員削減を行うこともあるのです。
早期退職(リストラ)
企業は、業務の改善や経営上の理由から人員を削除を行っています。
削除対象年齢は、50代が多く「定年退職」以前に「早期退職」する企業も多くなってきました。
このため「再雇用制度」があっても使うことなく退職してしまうことがあるのです。
50代に知っておきたい「定年後の再雇用制度」についての記事は、こちらでお伝えしています。
安定雇用は終わりを迎えている
安定雇用、すなわち「終身雇用」は、終わりを迎えています。
昭和の時代は会社に入社すれば、毎月決まった給料を貰うことができました。
また、勤労年数に応じ給料とボーナスは増えていくシステムでした。
そのため将来に対しての「不安」を感じることなく生活することができたのです。
しかし、今は大手企業でも終身雇用が厳しくなっているのが現状です。
参考:㈱リクルート
会社で働くことに、危機感があることも頭に入れておくことも大事ですね。
老後に備えて個人で稼げるスキルを身に着けておく
安定雇用が終わりを迎えようとしている現実を把握しておくことが重要です。
雇用だけに依存してしまうことで、老後の生活にも影響してきます。
例えば、
- 年金問題(いつから、いくら貰えるのか)
- 保険料の値上げ
- 医療費の負担
現在、確実に分かっていることは、年金だけでは生活はできないことです。
生活の不足分を補うには、貯金でカバーするか、もしくは働き続けるか、どちらかの選択になります。
働く選択をした場合、年齢的な問題を考えると雇ってくれる企業は、ほぼありません。
そのためにも、自分で稼げるスキルを早い段階で確保しておくことが重要になります。
個人で稼ぐことが簡単になった
個人で稼ぐといっても、自分にはハードルが高そうと思い込んでいる人もいると思います。
理解はしていなくても、個人で稼いでいる人を見たことはあるはずです。
簡単に言えば、ネットビジネスになります。
- ユーチューブ
- ブログを使ったアフィリエイト
- SNS
パソコンやスマホがあれば、すぐに始めることができるのです。
取り組みやすさから副業から始める人も多く、資本金もゼロから始めることができます。
失敗しても低リスク
ネットビジネスは、資本金がゼロもしくは低資金で始めることができます。
例えば、途中で失敗しても低リスクですみます。
また、失敗しても気持ちを立て直すことで再開することができるのです。
仮に途中で辞めたいと思ったとしても、実践してきたことは「スキル」として残ります。
そのため失敗したとしても無駄なことは1つもないのです。
「ネットビジネス辞めたい、思ってしまった人は今後どうすればいいの?」についての記事は、
こちらでお伝えしています。
逆に言えば、リスクが低いので始めない理由が少ないとも言えます。
行動できる人こそスキル向上
多様化する社会に対応できるのは、行動に移すことができる人です。
行動することで、実践や経験を作ることがきます。
これがスキル向上の第1歩になります。
社会が変わっているのに、自分が変わらずにいれば取り残されてしまいますよね?
今の社会に必要とされる人は、雇用でも個人で稼ぐにしても知識とスキルが求められることは変わりません。
個人でも稼ぎやすいネットビジネスはブログ
個人がノーリスクで始めやすいネットビジネスをお伝えしていきます。
今は、たくさんの副業がありますが、私が実践して結果をだせたブログを使ったアフィリエイトになります。
自分のブログを持つことは、ネットビジネスでは重要になります。
WordPressを使ったブログは、自分で削除しない限りネット上に永久に残り続けることができます。
時間と労力をかけずに必要としている人に必要な情報を、365日見続けてくれるのです。
これがブログの最大のメリットですね。
集客のフォローとして取り入れたいのが、SNSになります。
個人で稼ぐにはブログ
やろうと思ったら今すぐ始めることができ、個人でも稼ぎやすいネットビジネスは「ブログ」です。
副業から始められるので、本業に差し支えることなく実践できます。
ブログの特徴としては、
- 低コストで始められリスクなし
- 場所や時間を選ばずできる
- 継続して収入を得ることができる
- 継続することで高収益が望める
ブログは、最初は大変ですが継続していくことで労力は減ってきます。
それと共に収益は増えることが最大のメリットになります。
まずは1万円を目標に、実践してみることをオススメします。
個人で稼ぐにはSNS
無料で使うことができ、尚且つ集客につながるSNSは活用しない手はありません。
SNS集客には、
- インスタグラム
- ツイッター
この2つが有効的です。
それぞれ特性が違うので、自分で使いやすい方を選んで集客すると効果的です。
「ツイッターとブログの大きな違い、2つの活用方法」については、こちらの記事でお伝えしています。
「ブログとインスタグラム、2つの大きな違いと活用方法」については、こちらの記事で解説しています。
まとめ
今回は、個人で稼ぐ時代は終わる?そうでなく「雇用制度」が変わるについてお伝えしてきました。
個人で稼ぐ時代は終わるのではなく、ニーズ市場の変化から起こるものです。
変化が起これば、それに対応する「手法」を変えていくことで個人で稼ぐことは十分可能です。
短いサイクルで市場変化はおこっています。
今後は、さらに変化が加速するかもしれません。
そんな時代だからこそ、雇用制度も働き方も変わってくるのは当然と言えるでしょう。
人は必ず老後を迎える時が来ます。
その時に慌てても、行動に移すことがむずかしくなります。
先々に備えて、個人で稼げるスキルを今から習得しておくことが、
自分自身にとってもプラスに作用することになります。
1番良くないのは「どうにかなる」「どんな仕事でもやれる」と思っていることです。
歳を重ねるということは、年齢だけでなく健康や体力も低下していきます。
元気な時に、動ける時に、自分のスキルを作っておくことが大事だということです。
「50歳から10年後の自分を考える、後悔しない暮らしとは?」についての記事は、こちらでお伝えしています。