50代、もうムリはしたくない。体力と介護を考えた「ちょうどいい働き方」と収入の決め方

50代、もうムリはしたくない。体力と介護を考えた「ちょうどいい働き方」と収入の決め方

50代になると、「このまま今の働き方を続けていて大丈夫かな」とふと不安になる瞬間が増えてきませんか?

昔のように無理がきかなくなり、疲れは取れにくくなり、体力や健康への心配も前よりリアルに感じることもありますよね。

そこへ、親の介護のことや、自分の老後の暮らし方といった現実的なテーマも重なってきます。

・もっとがんばって働いて、老後資金を増やした方がいいのか?
・それとも、今のうちから少しペースを落として、体や心を守る働き方に変えるべきなのか?

頭の中では、がんばり続ける自分と、楽になりたい自分が、いつも綱引きをしているような感覚かもしれません。 

実際、50代は体力の変化や更年期のゆらぎを抱えながらも、親の介護や老後資金への不安から仕事を続けなきゃ、というプレッシャーを感じやすい世代だと言われています。 

杏
このブログでは、「がんばるか、楽を取るか」の二択ではなく、体力や介護、そしてお金の不安もふまえたうえで、あなたにとっての「無理のない働き方」と「ちょうどいい収入のバランス」を一緒に考えていきます

フルタイムか専業主婦か、白か黒かではなく、その間にあるグレーゾーンの働き方を具体的にイメージできるよう、少しずつ整理していきましょう。 

目次[閉じる]

50代女性が働き方を見直したくなる三つの理由

50代になると、多くの女性が「このまま今の働き方を続けていていいのだろうか」と、一度は立ち止まって考えることってありますよね。

その背景には、大きく分けて三つの理由があります。 

体力の変化と「前のようには働けない」感覚

まず一つ目は、体力の変化です。

・朝起きても疲れが抜けていなかったり
・仕事から帰ると夕飯を作る気力も残っていなかったり

前はここまでしんどくなかったのに、と感じる場面が増えてきます。

更年期によるホルモンバランスの変化も重なり、だるさや睡眠の質の低下を感じる人も少なくありません。 

若い頃と同じペースで働こうとすると、週の後半にはぐったりしてしまう。

それでも、

・迷惑をかけてはいけない
・自分だけ楽はできない

と頑張り続けてしまい、心身ともに余裕がなくなっていく人が多いのが50代という世代ではないでしょうか。

親の介護や家族の変化という新しい責任

二つ目は、親の介護や家族の変化です。

親の年齢が80代前後になり、通院の付き添いや見守り、場合によっては本格的な介護が必要になってくる時期と、50代はちょうど重なります。

杏
私の母は80代で1人暮らし軽い認知症有、要支援2で介護サービスを利用しています。
ですが悪化したことを想定しておく覚悟は必要かなって思ってます

実際に、親の介護がきっかけで働き方を変えたり、仕事を減らしたりした人も少なくありません。 

さらに、子どもの就職や結婚、独立など、家族の形も大きく変わっていきます。

これまで家族優先で走り続けてきたぶん、

これからは親のこと、自分のことを考えた働き方に変えないと続かないかもしれない

と感じやすくなるのも、この年代ならではの特徴ですよね。

老後資金とお金への不安がはっきりしてくる

三つ目は、お金と老後資金への不安です。

50代は定年が現実のものとして見えてくる年代で、

・あと何年働けるのか?
・年金だけで足りるのか?

といった問いが、急に自分ごとになります。

調査でも、50代の約8割が老後の生活費に不安を感じているという結果が出ているんですよね。

物価高や「老後資金2000万円問題」といったニュースに触れるたび、

・本当はいくら必要なのか?
・今の収入を減らして大丈夫なのか?

と、頭の中で計算を始めてしまう人も多いはずです。 

体力は落ちてきているのに、お金の不安は増えていく。

この二つのはざまで揺れ動くからこそ、

・今のまま頑張り続けるのか?
・少し楽な腹き方に変えるべきか?

と、働き方を見直したくなるものです。

杏
大きな固定費がなければ、生活レベルを少し下げて楽な働き方にシフトチェンジするタイミングかなって思ってます。単純に支出が少なければ、収入も減らせますよね

「無理のない働き方」は、まず「時間の束縛」から見直す

50代で働き方を見直したい理由の中でも、「時間の束縛を減らしたい」という声はとても多くなっています。 

いちばんつらいのは「時間を奪われている感覚」

毎日決まった時間に出社して、フルタイムで働き、帰宅後に家事や用事をこなしていると、自分のために使える時間はほとんど残りませんよね。

そこに親の通院付き添いや介護、急な呼び出しなどが加わると、「時間にしばられっぱなし」の感覚が一気に強くなります。 

杏
仕事自体が嫌いではなくても、「この勤務時間のまま何年も続けるのは正直きつい」と感じ始めるのが50代ではないでしょうか

「どの時間」をラクにしたいのかを言葉にしてみる

時間の束縛を減らすといっても、人によってつらいポイントは少しずつ違います。

例えば次のようなパターンです。 

パターン例
  • 毎日の通勤時間を減らしたい
  • 勤務時間を短くしたい
  • 週の勤務日数そのものを減らしたい
  • 急な用事に対応できる「空き時間」を増やしたい

まずは「どの時間が一番しんどいのか」を自分の言葉で書き出してみることで、「無理のない働き方」の方向性がはっきりしてきます。 

時間の自由度を上げる働き方の選択肢

時間の束縛を減らしたい50代女性に合いやすいのは、「時間の自由度が高い働き方」です。

たとえば次のような選択肢があります。

選択肢
  • 週5フルタイムから、週3〜4日のパート勤務へシフトする
  • 1日8時間勤務から、短時間勤務制度を使って1日5〜6時間にする
  • 在宅ワークやリモートワークを取り入れて、通勤時間を減らす
  • プロジェクト単位・案件単位で働ける仕事に変えて、「働く期間」と「休む期間」を自分で決める

特に在宅ワークや在宅でできる副業は、

通勤がないことで拘束時間が減り、家事や介護との両立がしやすいという点で、50代との相性が良いと言われています。 

「時間を空ける」ことは、将来の選択肢を増やすこと

時間の束縛を減らすことは、単にラクをすることではありません。

空いた時間を、親の介護の情報収集や、自分の健康管理、これからの副業や在宅ワークの勉強などに使うことで、将来の選択肢を増やすことにもつながります。 

50代はまだ、

これから10~20年の働き方を調整できる時期

いきなり仕事を手放すのではなく、

まずは時間の束縛を少し緩めてみる

と、いう一歩から始めることで、心にも体にも余白が生まれ、その中で新しい働き方や収入のつくり方を考えやすくなっていきます。 

必要な収入額をざっくり決めて、無理しないラインを作る

大事なのは、どれくらい稼げば安心なのか、という、自分なりの目安を持つことです。 

「とにかく稼がなきゃ」から「ここまであれば安心」へ

家計が少し赤字気味だと、「やっぱり今は収入を減らせない」と自分に言い聞かせて、無理な働き方を続けてしまいがちです。 

「もっと、もっと」と上を目指すだけだと、体力や時間を削ってしまいます。

逆に、

ここまであれば大丈夫

というラインが見えてくると、その枠の中で

無理のない働き方

を選びやすくなります。 

ざっくりでいいので「毎月いくら足りないか」を見る

少し赤字気味のときは、まず完璧な家計簿ではなく、ざっくり把握で十分です。 

支出の把握
  • 毎月ほぼ確実に出ていく固定費
    「住居費、光熱費、通信費、保険料など」
  • 変動はあるけれど、だいたいの平均で見られる支出
    「食費、日用品、交通費、医療費、趣味・交際費など」

これを簡単に足して、「今の生活を維持するのに必要な金額」と、「今の手取り収入」の差をざっくり見るイメージです。 

例えば、

・必要な支出:毎月23万円くらい
・今の手取り収入:毎月21万円くらい

だとしたら、「毎月2万円くらい赤字気味」という感覚がつかめます。

この「赤字のだいたいの額」が分かると、

・じゃあ最低でもあと2万円はカバーしたい
・できればプラスでもう少し余裕がほしい

というふうに、必要な収入の目安が見えてきます。

「減らせる支出」と「どうしても必要な収入」を分ける

次に、削るのが難しい支出と、見直し余地がある支出を、ざっくり分けてみます。 

支出分け
  • 住居費や最低限の食費、医療費などは、無理に削らないライン
  • 通信費、サブスク、保険、なんとなくの買い物などは、見直せる可能性があるライン

少し赤字気味の場合でも、支出を少し整えるだけで赤字幅が小さくなることがあります。

赤字が毎月2万円 → 見直し後は毎月5,000円の赤字、というだけでも、「必要な追加収入」が変わってきます。

杏
ここで大事なのは、収入だけでなんとかしよう、と思わず、削ることのチェックをすることがポイントです。無駄なことにお金払っていることに気づくこともありますよ

働き方を楽にしたいなら、「支出の調整」と「収入の目安」をセットで考えた方が、現実的で心にも優しいバランスになります。 

「無理のない働き方」で確保したい金額を決める

少し赤字気味の今の状態から、時間の束縛を減らした働き方にシフトするとき。

目指したいのは「黒字ギリギリでもいいから、マイナスにならないライン」をまず作ることです。

たとえば、

・支出の見直し後に、毎月あと1万円足りない
・老後のために、できればプラス1万円は貯金したい

この場合、無理のない働き方でも、できれば毎月+2万円を確保したい、という目安ができます。

杏
フルタイムを続けて毎月+5万円を目指すのか、時間を減らして体力を守りつつ、在宅や副業も組み合わせて+2万円を目指すのか。この「目指す金額」がはっきりすると、「働き方の組み合わせ」が、ぐっとイメージしやすくなります

雇われ方+副業で「時間」と「収入」を両立する

時間の束縛を減らしたいなら、最初に見直すのは「本業での雇われ方」です。

まずは「雇われ方」で時間に余白をつくる

いきなり仕事をやめるのではなく、次のような形にシフトすると、心身の負担を減らしながら収入もある程度キープしやすくなります。 

・正社員フルタイム ⇒ 短時間勤務にして1日の勤務時間を減らす
・週5勤務 ⇒ 週3~4日のパートや派遣に切り替え休める日を増やす
・勤務が辛い場合は、自宅から近い職場に変える、在宅勤務を一部取り入れる

ポイントは、「体力」と「時間の自由度」を優先して、まずは今より少しだけ束縛をゆるめることです。

そこで空いた時間と心の余裕が、「副業でプラスの収入を作るための土台」になります。 

*副業リンク

副業は「足りない分を安心して埋めるためのサブ収入」

少し赤字気味の家計の場合、

・副業は「夢の高収入」ではなく
・本業で減らした分を安心して埋めるたものサブ収入

と考えると現実的です。 

例えば

  • 「毎月+2万円あれば安心」という目安があるなら 
  • 副業の役割はその2万円をカバーすること

最初から月10万円を目指すのではなく、「月1〜3万円を無理なく積み上げる」イメージです。 

週4〜5日でも「時間を自分で選ぶ」マイルールを持つ

まず決めたいのは、

・1日の長さ
・休み方

週4〜5日働く前提なら、最初に決めておきたいのは次の二つです。

・1日に働く時間は、何時間までなら無理なく続けられるのか?
・まる1日休める日を、週に何日確保したいか?

例えば、

・1日は6時間まで

・週に1日は完全オフの日を死守する

など、自分なりの線引きをしておくと、仕事を選ぶ基準がはっきりします。

勤務時間を選べる働き方のイメージ

週4〜5日で時間を選びたい場合、こんなパターンが考えやすくなります。

・午前だけ、または午後だけ働けるパートや派遣
・シフト制で、1日の勤務時間や開始時間をある程度自分で選べる仕事
・在宅で、納期の範囲内なら時間から時間まで働くか自分で決められる仕事

ここでのマイルールは、

・朝はゆっくりしたいから、10時から16時まで
・介護や家の用事のために、平日1日は丸ごと空ける

など、生活に合わせて時間帯を先に決めてしまうことです。

副業は「空けた時間の中でできる範囲」におさめる

週4〜5日働きながら副業もする場合、副業の位置づけは「空けた時間に無理なくできる範囲」と決めておくことです。

・平日の夜に、1~2時間だけ取り組む
・週末のどちらか1日に、まとめて作業する
・体調が良い週だけ少し増やす、しんどい週は減らす

杏
「本業4〜5日+副業毎日フル稼働」になってしまうと、せっかく時間の束縛を減らした意味がなくなります。「週4〜5日・時間も選べる働き方」と「副業で月1〜2万円プラス」を組み合わせるくらいを、まずは上限のイメージにしておくと安心ですね

自分を守るための「NGライン」も決めておく

マイルールと一緒に、「ここを超えたら引き受けない」というNGラインも決めておくと、無理をしすぎずに済みます。

・1日8時間以上のシフトは基本的に入れない
・週6日以上は働かない
・副業を含めた労働時間が、1日合計8時間を超える状態を続けない

こうした線を自分で引いておくことで、がんばりすぎて気づいたらヘトヘト、という状態を防ぎやすくなります。

まとめ:がんばりすぎずに働いていいという安心感

私自身、年齢や体力を考えると、「もうそんなにがんばらなくてもいいんじゃないか」と感じる気持ちはとても自然なことだと思ってます。

50代になると、体力の衰えや更年期の不調、親の介護の始まりなど、どうしても無理がききにくくなっていきます。

一方で、老後資金や赤字ぎみの家計を思うと、「もっと働かなきゃ」という焦りも消えません。 

だからこそ、がんばり続けるか、楽を取るかの二択ではなく、

自分にとって無理のない働きかた

を選んでいいのだと、まず自分に許可を出してあげることが大事だと感じています。 

本業の雇われ方を見直して、週4~5日で時間を選べる働き方にシフトする

そこで生まれた少しの余白の中で、副業や在宅ワークを組み合わせて、赤字を埋めるだけのプラスをゆるやかに目指していく。

そんな「体力」と「お金」のバランスをとる働き方なら、長く続けていくことができます。 

大切なのは、たくさん稼ぐことではなく、「自分の体と心をすり減らさずに、暮らしていけるライン」を見つけることです。

週4〜5日で自分のペースを守りながら働き、副業で少しだけ収入を上乗せするという選び方は、今の時代における現実的な工夫だといえます。 

そして何より、残りの人生を働き続けることに本当に意味があるのかを、一度じっくり考えてみてほしいのです。

どれだけ働くかよりも、

・どう生きたいか?
・そのためにどれくらい働けばいいか

を考えることができたとき、がんばりすぎずに働く選択にたどり着くと思ってます。

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

コメント Comments

コメント一覧

コメントはありません。

コメントする

トラックバックURL

https://anne-net50.com/anne%e2%80%90200/trackback/

関連記事 Relation Entry

目次