
年齢を重ねると、少しずつ人との距離に変化を感じることがあります。そんな人との関わりに「めんどう」と感じたら、疲れない対策をまとめてみました。
若い時は、人と関わる時間が楽しいと感じていたことのほうが多かったのではないでしょうか。
例えば、誰かと共にすることで、
- 自分の存在価値を確かめたり
- 距離感で安堵を覚えたり
仲良くしていることが、ライフスタイルとして定着していたように思います。
無理に時間を合わせ共有していた訳でもなく、
自然な気持ちで接することが楽しかった時期をすごしてきたことでしょう。
しかし、50代になると人間関係がめんどうに感じることが、
多くなったように思いませんか?
- 自分がこの先、何をしたいのか?
- 年齢と共に何が変化していくのか?
仕事や生活の中では、普通に会話はできているけど、親密な関係にはちょっと距離を置きたい。
そんな50代女性の人との距離感についてお伝えしていこうと思います。

人の距離感もそうだけど、物欲も低下してきている気がします。これも年齢のせいなのかなって、すごく感じますね。
人間関係がめんどうくさいと感じた理由
人間関係が「めんどうだな」と感じるのは、いくつかの理由があります。
年齢と共に、ライフスタイルの変化もありますが、それだけが理由ではありません。
1番しっくりくる理由は、”自分の人生観を考えた時”に、大きく人との関係が変わる。
ご自身の変化からくる、人への見かたが変わってしまうことです。
50代は、第二の人生ともいわれています。
ここから変わる人と、変われない人の差があること。
そして、変わる人は、”人との付き合いが無駄な時間”と、感じやすくなる傾向があるのです。
例えば、
- 趣味を持ち始めた
- 生き方の方向性を変えた
- お金の使い方を変えた
このように、今までの価値観を変えたことにより、自分で考え行動していくようになります。
そのため、人との食事やおしゃべりの時間に興味がなくなってしまった。
と、いうことに繋がってくるのです。

優先順位が明確になったということですね。
趣味を持ち始めた
自分の好きな趣味を持つことで、友達と同じ時間を共有するができなくなります。
同じ趣味ならば意気投合もできますが、そうでない友達とは疎遠になりがちになります。
趣味を持てる人、持たない人というだけでも今までの人間関係を保つことはできなくなってきます。
どちらが良い悪いではなく、自分にとってプラスになることを考え出せる人と、出せない人の違いということになります。
生き方の方向性を変えた
既婚者と独身者では、女性の生き方も大きく変わってきます。
既婚者の場合は、夫に頼れますが、独身者は全て自分だけが頼りになります。
自由な時間と、働く時間の割りふりを考え生活をしなくてはなりません。
だからと言って、既婚女性がお気楽なのかと言えばそういうことではなく既婚、独身でも自立をしている人と、
していない人の考え方の違いが大きいと言えます。
例えば
休日は、趣味や副業に時間を費やしたいと思ってる人に対し、美味しいランチやスイーツを食べることを
生きがいにしている人とはズレが生じてきます。
休日の使い方、普段の生活スタイルが違うことで人間関係の構築がむずかしくなってくるのです。
時間の使い方は「生き方」にも左右されてきます。
50代からのセカンドキャリア、引退後に見つける新しい働き方と生きがいについて解説しています。この記事で分かることは、・50代になったらやめるべきこと・50代からセカンドキャリアを始める理由・セカンドキャリア見つけるためのステップ・50代からの成功事例
お金の使い方を変えた
経済的な問題とは別に、お金の使い方を変えると価値観もズレてきます。
「旅行に行こう」
「ショッピングに行こう」
「美味しい物を食べに行こう」
「飲みに行こう」
このように誰かと共有することにお金を使う人と、
「1人旅をしてみたい」
「趣味にお金を使いたい」
「お金を増やすために投資の勉強をしたい」
「体力維持や健康を考えジムに通いたい」
自分のためにお金を使いたい人では、お金の価値観が違ってきます。
自分にプラスになる投資を考える人は、誰かと共感するためのお金を無駄使いとさえ思っていることも多いのです。

1つ1つの考え方のズレから人との関係が
めんどうになる理由にもなるんですね。
残りの人生考えると、なにかをしなくてはって思っても
行動に移せる人と移せない人っているからね。
友達に会いたくない心理
友達といても楽しくないと感じ始めると、会う頻度が少なくなりますよね。
「なぜ、楽しくないのか?」
嫌いになったわけでもなく、会って話すことが”めんどくさい”

そんな時ってありませんか?
めんどくさいと感じる瞬間や、会いたくないと思う心理をまとめてみました。
- LINEのやり取りが長すぎる
- 興味のない話をしてくる
- 1人で行動したい
- 価値観が違う
LINEのやり取りが長すぎる
LINEは気軽に会話ができるアプリですが、要件を伝える手段としてはとても便利なものです。
しかし、
50才になると老眼も進んでくるので文字を見たり打つのも大変になります。
できれば、要件だけのやり取りをして欲しいのに、なかなか会話が終わらない。
また、
話が違う方向に転換していくと、終わる話も終わらなくなりますよね。

LINEをどこで終わらせようかと思ってた時もありましたが、
スタンプで解決することを覚えましたね(笑)
毎回そればかり気にしていると、”めんどくさい”と思ってしまいます。
興味のない話をしてくる
趣味が合わないから会話がつまらないということではなく、関係ないどうでもいい話をしてくることです。
例えば、
別の友達のうわさ話、家族内の愚痴、その逆では家族の自慢話など、自分には興味がない話をされても困りますよね。
興味が無いことよりも、”会話をしている意味が分からない”とさえ思えてきます。
身内の良い話や悪い話をされても時間の無駄としか思えなくなります。
1人で行動したい
仲が良い友達でも、同じ行動や会話を繰り返していると疲れるものです。
例えば、
旅行の計画に対して、希望や意見を言わず常に「お任せする」といった発言しかしなかった場合、なんのための旅行なのか分からなくなりますよね。
行きたい場所、宿、食事などの、意見を出して決めるのが友達との旅だと思いませんか?
なに一つ提案できないのであれば、1人で計画して行動した方が気が楽というものです。
他人の計画に乗って行動する人は、”めんどくさい”と思われても仕方ないですよね。
1人で行動した方が気楽だと、思えてくるものです。
価値観が違う
ライフスタイルは人それぞれ違います。
価値観も、当然、違うものです。
昔と今では社会の流れも変化し、多様化時代でもあります。
その変化に乗れず昔の価値観にこだわり過ぎて、「こうあるべき」など正当化も度を越えると”めんどくさい”と感じてきます。
例えば、
結婚、子育て、夫婦のあり方など「自分が正しい」と言わんばかりに価値観を押し付けてくるのもどうかと思いますよね。
人それぞれ独身者もいれば、また結婚したとしても離婚する人もいます。
どれが正論ということでは無いので、価値観の違いはあって当然なのです。

年齢を重ねると1番大きいのはライフスタイルの変化があり、
それと共に考え方、行動パターンが変わってくるんではないかと思います。
昔と変わらない人は、ある意味平和で悪く言えば何も考えず生活してきた
イメージという感じですかね。
50代からの疲れない人間関係
日本は多くの人が「友達や職場など同じ価値観の下、同じ行動をしなければ安定した生活を送れない」と、思い込んでることです。
そう考えてる人は、”周りと合わせ行動すること”が安全な選択だと思っているからです。
例えば、
- 友達が少ない人
- ランチを一人で食べに行く人
- 旅行や飲み会に消極的な人
周りと同調しない人として一般的には”変わってる人”と位置付けられてしまうことが多いのです。
また、
自分が孤独にならない、孤独ではないと見せようと”友達を増やしていく”ことで安心感を得ているということです。
友達を増やすことで安心感を得られても、向き合い方は別です。
年齢と共に友達との同調から解放されたい疲れない付き合い方をみていきましょう。
- ほどよい距離感
- ムリな友達は断捨離
- 過去よりも今を大切に
ほどよい距離感
向き合い方にわずらわしさを感じると、関係を切ってします。
そのため
- 親しい友達が少ない
- 仕事で忙しく付き合いが途絶え友達がいない
気が付いたら周りに友達がいなかったという人も意外に多いのではないでしょうか。
「自分はこのままでいいの?」フッとしたときに不安を感じるかもしれません。
しかし、
わずらわしいから疎遠になったわけで、今の状態で十分満足しているのではないでしょうか。
冷静になって考えれば、わずらわしい関係を維持するよりも1人のほうが自分らしく行動ができていることに気づきます。
希薄な関係しか気づけない友達ならば、距離感は大事です。
ほどよい距離感を保つことで、100か0ではなく、ポイントで良さを見つけることができるのではないでしょうか。
ムリな友達は断捨離
良くない関係をズルズルしているなら思い切って断捨離することも1つの方法です。
ムリして合わせても楽しめません。
関係を繋ぐことより、自分が楽しめることを第一に考えてみましょう。
1人でも生きがいを見つけ楽しむことはできはず!
過去よりも今を大切に
人との付き合い方にコツがあっても、正解はありません。
過去の繋がりやしがらみよりも、今の出会いで向き合えそうな人と快適に過ごせる距離感を見つけることかもしれません。
人間関係には相性もあります。
時間と共に、
相性もいつかしか変化し快適な距離感を保てなくなることもあります。
変化したことでバランスが悪くなることを悩むよりも、今ある素敵な繋がりを気軽に楽しめるように進んでみるといいかもしれませんね。

自分が居心地よいライフスタイルを作ることができれば、人との距離感を自然に保つことができるかもしれませんね。
まとめ:人の距離は自分の快適で決める
今回は、人間関係がめんどうくさいと感じる理由と疲れない生き方について解説しました。
人は物心ついた時から人間関係が始まります。
しかし、時間の経過と共に、友達との関わり方は変化していくものです。
子供の時と、大人になってからでは友達との距離感も変わってきますよね。
また、結婚し子供を育てると、それに関連する友達関係が生まれてきます。
そして子供が独立した後は、自分自身の今後の生き方を考えだすことでしょう。
その方向性で、友達との関係も疎遠になるか、平行線が続くか決まるような気がします。
50代は老後の心配が大部分を占めるのではないでしょうか?
住宅・老後資金などお金の計画が多くなります。
それと並行して、健康の心配も出てきます。
また、元気な時に旅行にも行きたい!
ほとんどの悩みが、自分の人生に関わってくることが多くなってくる年代ですよね。
友達に時間を費やしてることよりも、自分を見つめ直す時間が多くなることで”人との関係がめんどう”と感じてくる理由かもしれません。
自分が今後どのような生き方をしていくのかを考えた時、友達との距離感も明確になるのではないでしょうか。
自分にとってベストなライフスタイルを優先させていく分岐点でもあると言えると思います。
人間関係に悩んだら、自分を1番に考えて行動してみることで解決する場合もあります。
自分の人生は、人に合わせ同調することではなく、自分の価値観を、見つけることが大事ではないでしょうか。
この記事が、人との関わりが面倒と感じ悩んでいる方の参考になれば幸いです。