50代独身女性の貯金がない?他の人は、どれくらい貯金があるの?そんなシビアな貯金の現実についてのブログになります。
50代で貯金がないと、真っ先に不安になるのは、老後資金ではないでしょうか?
それと同時に、この先の仕事や健康も気になりますよね。
貯金さえあれば、悩みや不安も少しは解消されることと思います。
とはいえ、生活していくの精一杯で、貯金に回せるほど余裕が無いのも現実問題だったりするものです。
私も、50歳を迎えてから「お金」の問題と、真剣に向き合うようになりました。
そして収入と支出のバランスが、いかに重要なのかを深く考えたのです。
50代独身は、なぜお金を貯めれないのか?
50代ともなれば、ある程度の貯金は持っていると思われがちですが貯金できる人ばかりではありません。
貯金に回せなかった理由も、人によって理由がさまざま違ってきます。
- 収入が少ない
- 支出が多い
- 将来を考えていない
大きく分けて、この3つになります。
収入が少ない
生活するうえで大事なことは、収入ですよね。
収入から、家賃、光熱費、食費、雑費などを支払って生活しているのが一般的になります。
もし、1か月の収入が、生活費よりも下回ってしまうと、収入が少ないことになります。
これでは、貯金に回せるはずもありません。
仕事を変えるか、または副業を始めることを考え、今よりも多い収入を得る必要があります。
支出が多い
1か月の生活費にマイナスがでない収入があったとしても、それ以外の支出が多いと不足してきます。
例えば、自分へのご褒美が多すぎるのも原因だったりします。
- 洋服や靴を定期的に購入している
- 外食が多い
- 旅行や温泉へ行っている
独身は自由な時間があるので、ついつい頑張っている自分へのご褒美が多くなりがちになります。
どこかで見直さなければ、貯金どころか借金が増える可能性もありますよね。
将来を考えてない
30代、40代に、将来を考えずに過ごしてきてしまうと貯金がないことに気づくこともあります。
先を考えない人に多いのが、
- いつ、どうなるか分からないから今を生きる
- 先のこと考えても意味がない
- 好きなことをして楽しく過ごしたい
このような思考が多いように思います。
生身の人間ですから、確かに先は分かりませんが、自分を守れるのは「自分」しかいません。
逆に、生きているからこそ「不意に起こる」ことは、年齢が高くなればなるほどリスクは高くなります。
お金は、短期間で貯めることは難しいので、将来を考えそれに向けて今から行動することが重要ではないでしょうか。
考えすぎて動けない人、行動と計画のバランスをとる方法ついて解説しています。この記事で分かることは、 ・想いが先か?行動が先か?その違いが分かる・成功者の考えはどうなの?思考と行動のバランスの理解・思考と行動のバランスの取り方
貯金で左右される老後生活の現実
収入面や貯金の悩みは、独身女性にとって大きな課題になっているのではないでしょうか。
少し先の老後問題、すでに考えている人もいますよね。
現在50代でも、10年後には60代に突入してきます。
今から、60代になったときを想像してみて下さい。
- 健康維持を保てるのか?
- 働く場所があるのか?
- 公的年金支給が不安定
この3つのリスクが大きくなります。
健康を保てるのか?
貯金と同時に、大事なことは自分の体調管理になります。
仮に、いまは健康でも、数年後、数十年後に健康でいられる保証はありませんよね。
例え貯金があったとしても健康でなければ、お金を有効に使うこともできません。
それだけ、健康体でいられることは、この先の大きな課題となってくるのです。
働く場所があるのか?
社会情勢は、すでに変化しており「非正規雇用」モデルで働くことが多くなっています。
年齢が高くになるにつれて、働ける職種も少なくなってきているのが現実です。
高齢者ともなれば、体力や気力が低下してくるので重労働は、なるべく避けたいところですよね。
しかしながら、現実は、高齢者でも働けるのは、肉体労働しかないことも多いのです。
公的年金が不安定
年金制度は、この先どう変化するのかは予測がつきません。
- 受給年齢で、もらえる金額が変動する
- 受給年齢が、さらに上がる可能性もある
- 医療費負担が上がる可能性もある
社会的経済のことなので仕方ないことですが、不測の事態に備えておくことが、いかに重要なのか。
自分のことは、自分で守るしかないように感じます。
50代独身女性の5割が「貯金30万円」
50代独身女性の、半数が「貯金30万円」のデーターがあります。
データは、平均値と中央値と分けられ、それぞれ金額は異なっています。
一般的に全国データーは「中央値」のほうが、現実的な数値と言われています。
「周りの人と比べて自分は貯金ができているのかな?」
気になるところですよね。
では、平均値と中央値の違いと、貯金額についてお伝えしていきます。
- 平均値とは?
- 中央値とは?
- どちらを参考にするべき?
- 50代の貯金額
平均値とは
平均値は、データーの合計をデーターの人数で割って、平均値を算出しています。
例えば、50代女性の貯金額データがあるとして、30万、40万、40万、35万、40万、33万、90万だった時の計算方法は、
- (30+40+40+35+40+33+90)÷7=44万円
50代女性の、貯金の平均値は44万円となります。
すべてのデーターを足して人数で割った数字が平均値となります。
中央値とは
中央値は、データーを低い順に並べたとき、中央に位置する数値となります。
例えば、平均値と同じ内容で、50代女性の貯金額データーで算出した場合
- 30万・33万・35万・40万・40万・40万・90万
中央に位置する数値が、中央値となります。
この場合ですと、中央の数字は「40万」となります。
同じデーターで算出すると、平均値が44万円に対して中央値ですと40万円になります。
中央値は、平均値と違うのは、高い貯金額の人の影響を受けない数値ということです。
平均値と中央値では、差が出てしまうことが分かりますよね。
どちらを参考にするべき?
どちらを参考にした方が良いと言い切れませんが、全国データーの場合は中央値を参考にした方がよいでしょう。
理由としては、データーのケースによっては使い分けした方が良いからです。
- 学校のテストなど、ある一定の属性が経過と共に、どう変化していくかなどのデーターの場合は、平均値を適している
この場合は、全てのデーターを統計して、数で割った平均値がよいとされています。
- 格差が大きい社会での統計や、年齢、性別、地域など様々な属性の人から集めたデーターを分析する場合は、中央値が適している
数値のバラつきが多いデーターは、真ん中の数値を選ぶ中央値がよいとされています。
貯金額の場合は、中央値を参考にした方が望ましいということですね。
50代独身の貯金額
50代独身の貯金を、平均値と央値でまとめてみました。
50代の全世帯平均貯金は、約1.000万円というデーターがあります。
では、50代のおひとり様、貯金事情を見てみましょう。
- 平均値は、924万円
- 中央値は、30万円
- 金融資産無し:41.0%
- 200万円未満:15.2%
- 200~400万円未満:6.8%
- 400~700万円未満:8.1%
- 700~1.000万円未満:5.6%
- 1.000~1.500万円未満:5.3%
- 1.500~2.000万円未満:3.0%
- 2.000~3.000万円未満:4.3%
- 3.000万円以上:7.6%
参照:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)令和2年」知るぽると
データーから見ると、平均値と中央値では大きな差があることが分かります。
全国データーなので、こちらは中央値の「30万円」を参考にしています。
50代独身者の貯金が30万円だと、
老後資金としては、全く足らない金額ですよね。
貯めてる人と、貯めていない差が大きいですよね。
収入源を増やす
収入と支出のバランスが悪いと、貯金を確保することができません。
生活費以外に、お金を使っている人は、自己投資の見直しを検討してみることをおススメします。
また、生活費を補えない収入の人は、仕事を変えるか収入源を増やすことを考えてみてください。
収入が増えることで、貯金に回すことができます。
50代で、行動しなければ将来は、今より悲惨が現実が待っているかもしれません。
私の周りで、70歳を過ぎても重労働の仕事をしている人がいます。
健康な限り働くそうですが、そろそろ仕事が打ち切りになるそうです。
本人が働きたくても、働けなくなくなるのも現実ですよね。
貯金があれば、もう少し違った老後を送れていたかもしれませんよね。
まとめ
今回は、50代独身女性の貯金がない、リアルにヤバすぎる!についてお伝えしてきました。
私も貯金データーを見て、30万円の額には、本当に驚きを隠せない現実を知りました。
お金はすぐには貯まらないので、収入源を多く持つこと、無駄な出費を減らすことが大事ですね。
また、貯金同様に健康管理も重要です。
50代は、今後の選択肢を十分に考え、将来に向けて行動していくことで、挽回できる可能性もあります。
不安をなくし、少しでも余裕のある生活を手に入れていきましょう。