この記事は、50代からのセカンドキャリア、引退後に見つける新しい働き方と生きがいについて解説しています。
50代の節目を迎え今後の生き方について深く考えることもあるのではないでしょうか?
今までは、妻として母としての役目を全うされながら家庭を守ってきたのではないでしょうか。
家族の変化や、働き方の変化が多いのも50代ですよね。
子供の独立・退職や再就職
そして、
これからの自分の生き方
など、今までとは違うステージに立つことになります。
しかし、妻や母といった役割に縛られて生きて「自分は今後どうしたいのか?」といった判断や決断ができないことありませんか?
この記事を読むことで、「自分に必要なこと必要ないこと」を断捨離しながら自問自答し、今後のセカンドキャリアとしての生き方について考えることができます。
50代になったらやめるべきこと
最初に、50代になったらやめるべきことについて解説していきます。
自分で決断することが苦手な人は、案外多いものです。
なぜなら、誰かのためにとか、誰かに合わせて生きてきたのであれば自分の考えや決断を抑えてきたからです。
生活スタイルが変化した今、長年蓄積された考えや行動はなかなか変えられないのではないでしょうか。
まずは、不必要なことを自問自答しながら整理していくことが必要です。
肩書の縛り
肩書の縛りは、家庭での「妻だから」「母だから」こうすべきといったことです。
肩書の縛りから脱出しなければ、本来の自分がやりたいことや思っていることが行動に移せないのです。
50代に突入したら、そろそろ肩書の縛りから卒業していきましょう。
勝手な期待
勝手な期待は、夫に対して「こうして欲しい」「理解してくれない」など、不満を抱くことです。
自分がこうして欲しいと思っても、相手が100%応えることはほとんどありません。
勝手な期待をし思い通りにならないことに不満を感じるのではなく、自分で行動し解決していく方法を探していきましょう。
過去の価値観
過去の価値観には、正解があるのでしょうか?
時代は目まぐるしく変化し続ける中で、過去の価値観が正しいとも言えないのではないでしょうか?
例えば、
- 例
-
- 女性は家庭を守るべき
- 女性は夫や子のために我慢すべき
昭和の時代なら、このような価値観が普通だったかもしれませんが今は違いますよね。
社会に貢献している女性はたくさんいますし、家事や育児も夫婦で分担する時代です。
長年身に染みついた価値観は、今ではあまりどころかほとんど役に立っていないのです。
50代からセカンドキャリアを見つける理由
50代からセカンドキャリアを始める理由についてお伝えしていきます。
50代は、人生の中で新たな意味や目標を見つけたいという気持ちが実は背景にあるのです。
- 願望
-
- 退職後の人生はどうしよう
- 違う仕事をしてみたい
- 働きながら趣味を充実したい
など、セカンドキャリアを視野に入れ「生きがいある人生」を考えている方は多いのではないでしょうか。
セカンドキャリアを始める2つの理由をみていきましょう。
- 心理的な充実感
- 経済的な安定
心理的な充足感
仕事の退職や子供の独立により、心理的なギャップがおこりやすくなります。
なぜなら、長年続けてきた仕事を辞めたり、子供へのお世話も無くなり生活リズムや社会的な役割が失われる感覚が現れやすくなるからです。
また、忙しかった日常から自由な時間が増えることで、何をすべきか迷うことが多くなります。
この余った時間をどのように使うかが、心理的な充実感に繋がってくるのです
時間を余して過ごす人は、充実感が常に薄れた状態になるので不満が多くなることがあるのです。
経済的な安定
仕事の退職により収入が減ることで経済的に不安定がおこります。
年金だけでは生活できないと理解している人も増えているのです。
今の年金制度や老後の貯蓄だけに頼ることの不安によって、経済的な安定を求める理由になっています。
特に都市部では、家賃や物価も高く生活を維持するのも容易ではありませんよね。
50代からのセカンドキャリアの選択肢
次に50代からのセカンドキャリアの選択肢について解説していきます。
50代は、年齢的な問題から正社員で働くことはなかなか望めません。
同時に、重労働型の仕事しかないのが現実です。
では、50代からのセカンドキャリアとしての2つの選択肢をみていきましょう。
自営業
自分のスキルや経験を活かしたセカンドキャリアとして、自営業があります。
自営業の例としては、
- 例
-
- お料理教室
- サロン
- カフェ
好きなことを仕事にして自宅を改装し開業できるので、
「やりがい」や「生きがい」を感じやすいのではないでしょうか。
フリーランス
自分のスキルや経験を活かしたセカンドキャリアとして、フリーランスがあります。
フリーランスの例としては、
- 例
-
- webライター
- webデザイナー
- 恋愛相談・占い
- オンラインビジネス(アフィリエイト・英会話・ECサイト)
パソコンさえあれば、資金をかけずに開業することができます。
在宅で仕事ができるので、趣味や仕事の両立がしやすくライフスタイルが作りやすいのが魅力の1つです。
得意とするものがあってもビジネスには、常にスキル向上のための勉強は必要になります。
個人で稼ぐことはやりがいにも繋がるので、今までとは違う価値観を見つけ出すことができます。
これからのキャリア構築と生き抜くためのヒントについて下記記事で解説しています。
個人で稼ぐ時代の終わり?これからのキャリア構築と生き抜くためのヒント
今回は、個人で稼ぐ時代の終わり?これからキャリア構築と生き抜くためのヒントについて解説しています。経済と労働市場の変化により、「個人で稼ぐ時代は終わり」と言った・・・
50歳からのライフスタイル50代からのセカンドキャリアを見つけるためのステップ
続いてセカンドキャリアを見つけるためのステップについてお伝えしていきます。
自分には、得意とすることやスキルが無いといった方も多くみうけられます。
ただ、今から1歩行動に移すことで本来の自分を見つけ出すことができるかもしれません。
自己分析
キャリアの方向性を見直すためにも、自己分析は重要です。
例えば、どのような時にモチベーションが高く、反対にどのようなことでストレスや不満を感じたのかを考えてみましょう。
- 分析
-
- 過去の経歴の成功体験と失敗体験をリストアップしてみる ⇒ どのようなことでスキルや知識を得たのか、失敗した時にそこから何を学んだのか
- 得意なスキルの把握をしてみる ⇒ コミュニケーション能力が高いとか、分析力が強いなど他の人より優れていること
小さなことでも自己分析してみると、自分の強みや弱味を発見できるのではないでしょうか。
例えば、 スーパーでのレジの仕事で、売筋商品や新商品等の情報を誰よりもキャッチするのが速かった、といった感じで考えてみましょう。
情報収集
スキルアップの再教育をするにも、どのようなビジネスが成長しているかを情報収集していく必要があります。
なぜなら、需要がないビジネスに取り組まないためです。
インターネット上には膨大な情報量があるので活用していきましょう。
例えば、
- 例
-
- 求人情報で現在どのようなスキルが多く求められているのか把握することができる
- 将来性のある業種のトレンド分析をすることができる
- 個人で成功した人のビジネスモデルを把握することができる
成長や成功に的を当てて、情報収集していくと効率的です。
プランニングと準備
自己分析や情報収集を通じて、自分に適した学びの方向性を見つけたら具体的なプランニングと準備をしていくことが重要です。
なぜなら、無計画で行動すると必ずといっていいほど挫折したり失敗するからです。
具体的なキャリア目標を設定しながら、同時に生活の質の向上をさせることまで考えていきましょう。
例えば、
- 例
-
- 短期目標と長期目標を作る ⇒ 短期ではスキルや資格の取得とし、長期ではフリーランスや個人事業で活動する
柔軟性のある行動
計画を立てたら柔軟な行動に移すことが重要です。
最初の1歩を踏み出すことが、なかなかできない人も多いのではないでしょうか。
しかし、頭で考えているだけでは何も得ることはできませんよね。
まずは小さなアクションを起こすことから始めてみましょう。
また、学習やスキルアップの学びを生活の中に取り入れることも大事です。
例えば、
- 例
-
- 1日30分を毎日確保する
- 1週間毎に目標を振り返る
これをくり返すことで、生活の中の習慣化に繋がってくるのです。
成功事例と瞬間的なアイデア
成功事例と瞬間的なアイデアについて紹介していきます。
50代から、セカンドキャリアを始めた人の実例になります。
英語講師の事例
現在、Eさんは英語講師に就いていますが、定年と同時に本業へと切り替える予定です。
新しいサービスを活用したデザインや教材開発に携わりながら、自身もさらに新しいスキルを学び続けています。
会社員の事例
Bさんは、オンラインビジネスの立ち上げから4年で、安定した顧客基盤を築き、年収500万円を超えるコンサルティングビジネスを成功させました。
彼女は現在も新しいスキルを学び続け、さらにビジネスの規模を拡大するための挑戦を続けています。
パートタイマ―の事例
数年間の努力を経て、Iさんはネットビジネスへ移行しました。
パート経験を活かし、睡眠で悩んでいる人に向けての情報提示と商品を紹介し、現在もさらなるスキルアップを続けています。
50代からセカンドキャリアを成功させるポイント
最後に50代からのセカンドキャリアを成功させるためのポイントについて解説していきます。
紹介した成功事例で共通することは、最初の1歩を確実に踏み出し着実に学習や行動を続けていくことです。
小さな行動でも、続けることが大事ですね。
ポジティブなマインドセット
挫折や失敗をネガティブにせず「学びのチャンス」と思うポジティブなマインドが大事です。
人は失敗をしながら成長していくものです。
失敗した数ほど知識や経験が増えていくので、恐れずに進んでいきましょう。
柔軟性の持ち方
予想外の困難や変化に直面しても、柔軟に対応することが大事です。
例えば、
- 例
-
- 学習方法の改善
- 目標の調整
このように柔軟に変えていくことが成功への鍵になるのです。
新しいことに挑戦する際は、分からないこともあります。
分からないことを考えても解決にはならないので、柔軟に方向性を変えていくと案外うまくこともあります。
生活とのバランス
仕事、学習、そして日常生活とのバランスを取ることが大事です。
特に学びやスキルアップの過程では、長時間座って集中することが多いため疲労を感じることもあります。
そのため健康管理には注意する必要があります。
例えば、
- 例
-
- 寝る時間を削ってまでやらない
- オフとオンのメリハリを持つ
無理のない学習ペースで長期的に進めていくことが大事です。
まとめ
今回は、50代からのセカンドキャリア、引退後に見つける新しい働き方と生きがいについて解説しました。
まとめると、
- 50代になったらやめるべきことは、不必要なことを自問自答しながら整理していくことが必要
- 50代からセカンドキャリアを始める理由は、セカンドキャリアを視野に入れ「生きがいある人生」を考えている人が多い
- 50代からのセカンドキャリアの選択肢としては、得意とすることを仕事にし開業やフリーランスとして独立を目指す
- セカンドキャリアを見つけるためのステップは、成功体験や失敗体験から学んだことを自己分液し、市場のリーサーチをし成長ビジネスを見つけだし、計画を立て実行していく
- 50代からのセカンドキャリアを成功させるためのポイントは、ポジティブな思考と柔軟な行動が鍵になる
いかがだったでしょうか。
50代の節目を迎え今後の生き方について、深く考えることもあるのではないでしょうか。
また、この年齢だからこそ自分自身を見つめ直す分岐点なような気もします。
人生は有限です。
限られた時間で自分の得意とすることをセカンドキャリアに繋げ、行動することが生きがいとなってきます。
この記事が、50代からの新しいセカンドキャリア、または趣味や副業を通じて充実感を得たいと考える人の参考になれば幸いです。

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